太陽光発電の”O&M”とは?

太陽光発電の”O&M”とは?

太陽光発電のシステムの”O&M”とは、オペレーション(operation)&メンテナンス(maintenance)の略で、太陽光発電システムの《保守点検・維持管理》を意味します。
O&Mの目的は、主に以下の2点です。
1、太陽光発電システムの日々の運転を適切に管理し・維持し、トラブルが発生しないように整備・保全を行う事
2、トラブルが発生した際には素早く対応し、太陽光発電システムの性能を最大限に発揮できるようにする事

保守点検・維持管理とは、具体的に何をすればいいのか

電気事業法で定める技術基準に適合するよう、同法に基づく規定に従って実施してください。また、民間団体が作成したガイドライン等(例えば太陽光発電協会が公表している「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」等)がある場合は、これを参考にすることを推奨します。

遠隔監視システムは必須か

遠隔管理システムは、認定基準上、必ずしも設置しなければならないものではありませんが、保守点検・維持管理のためには有効な手段であり、設置することが望ましいと考えられます。

住宅用太陽光発電の場合も、保守点検及び維持管理計画を策定しなけらばならないのか

住宅用太陽光発電の場合も、保守点検及び維持管理計画を策定していただく必要があります。住宅用太陽光発電では、専門的な保守点検等は難しい場合も想定されるため、最低限、目視等で異常ないかを確認する等の措置を考えていただき、保守点検及び維持管理計画の内容を検討してください。